メッキ.comは、表面処理におけるVA・VE技術情報発信サイトです。

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第43回 アルミニウムへのメッキ


お客様からお問い合わせで、 「アルミニウムのメッキができますか。」 というものがあります。   しかし詳細なお話を伺っていくと、稀に話が噛み合わないことがあります。   その理由の1つに、アルミニウム…

第42回 細かい品物へのメッキ


メッキといえばラック掛けによる電気メッキが代表的です。 しかし、細かい品物へのメッキの場合には、ラック掛け作業に多くの工数が掛かる為、 コストが高くなってしまいます。   細かい品物へのメッキにはラックメッキで…

第41回 メッキ光沢度測定(グロスチェック)


光沢度についてJISで測定法が規定されていますが、 めっきの光沢度については決まりがありません。   電気メッキや無電解メッキは金属薄膜を製膜する技術である為、 素地表面状態の影響が顕著に出ます。 その為、最終…

第40回 メッキの酸処理


メッキの前処理として酸を用いての処理があります。   しかしながら、目的や用途により様々な呼称があり、分かり辛くなっています。 ここでは、さまざまな酸の処理について説明します。   酸洗い(ピックリン…

第39回 使用環境とメッキ耐食性


メッキの重要な特性として耐食性があります。 亜鉛メッキやニッケルメッキ、クロムメッキなどが代表的な耐食性メッキとして挙げられます。 上記の様に耐食性という言葉は多く聞かれますが、一体何に対する耐食性なのでしょうか。 &n…

第38回 電気メッキ工程


電気めっき工程は大きく ①前処理、②メッキ処理、③後処理に分けられます。   ①前処理 前処理は基本的に、素材表面をきれいにする工程になります。 各々の材料や加工履歴によって様々な処理を複合的に行い、 素材表面…

第37回 メッキ技能士


メッキ技能士とは技能検定を合格した者に与えられる国家資格です。 学科試験と実技試験があり、両方に合格しなければ技能士になることはできません。 受験には実務経験も必要になります。   メッキ.comではメッキ技能…

第36回 黒色メッキ


黒色のメッキには様々な種類があります。 例えば、黒色クロムメッキや黒色ニッケルメッキ、 黒色無電解Niメッキ、黒色亜鉛メッキ(亜鉛黒色クロメート)などがあります。   また、一言で「黒色」と言ってもその色は多岐…

第35回 銀メッキと変色防止


銀メッキは美観目的にアクセサリーなどの装飾品、 接触抵抗の低さから、コネクタや接点端子、リードフレームなどの 電子部品や機械部品に多く利用されています。   しかしながら銀は変色しやすい金属であり、変色により美…

第34回 クロムと環境規制


RoHSやREACHなど環境規制が厳しくなっており、それらを順守したモノづくりが 必要となっています。グリーン調達などもその一環で行われています。   メッキでは硬度や耐食性に秀でているクロムが対象となっていま…

第33回 ニッケルメッキと磁性


ニッケル金属は面心立法構造で強い磁性持っています。 ですから、電気ニッケルメッキの場合にはメッキした製品は磁性を持つことになります。   一方、無電解ニッケルメッキの場合では、磁性がある場合と、 そうでない場合…

第32回 ニッケルメッキと後加工


最終製品の表面がニッケルメッキされた製品を設計する際には、幾つかの方法があります。 例えば、加工前の金属にニッケルメッキ処理する方法や加工後にニッケルメッキする 方法などがあります。   これらにはそれぞれ特徴…

第31回 ニッケルメッキの多層化と耐食性向上


メッキの特長として耐食性の向上があります。   メッキによる耐食性向上のメカニズムには自己犠牲型やバリア型など いくつかの種類があります。 中でも、ニッケルメッキはバリア型のメッキに属しています。 バリア型のメ…

第30回 スケールとメッキ


スケールとは一般的には「大きさ」や「物差し」などのことを 意味します。ですが、金属関係でスケールというと別の意味を持ちます。 金属関係でのスケールとは金属表面に出来る酸化被膜のことを指します。 溶接や熱処理などで出来る黒…

第29回 光沢メッキとは


メッキの特性のひとつとして美観があります。メッキを施すことにより、さまざまな金属色を 持たせることができます。 また、色目だけでなく光沢度合いも選択することができます。 一般に金属材料では表面状態(光沢度合い)をブライト…

第28回 様々な無電解メッキ


工業用メッキの中で無電解メッキといえば、無電解ニッケル-リン合金メッキが 無電解メッキの代表例といえます。 そんな無電解メッキは、様々な種類があります。 例えば、無電解金メッキや無電解銀メッキ、無電解銅メッキ、無電解パラ…

第27回 バレルメッキとは


バレルメッキは回転メッキやガラメッキなどとも呼ばれメッキの1種になります。。バレルメッキは、めっき溶液の中を、密閉されていないバレル(樽)を回転することで、1度に多くの製品へメッキを行えます。 通常のメッキでは、メッキ対…

第26回 ウィスカ対策とスズメッキ


ウィスカ(Whisker)とは金属表面に針状やジュール状(髭のような形状)の金属単結晶が生ずる自然現象であり、表面処理の加工においてスズメッキや亜鉛メッキでの発生が知られています。金属結晶部分の発生によって、当初の回路設…

第25回 残留応力(内部応力)とメッキ


金属にはその時々では把握することができない応力:残留応力が存在します。残留応力とは力が加わった(加工)の後に、加工時に加えた力が金属組織内に残っている力のことを言います。(フックの法則で表現されることも多い。バネやスプリ…

第24回 亜鉛メッキとクロメート


亜鉛メッキは防錆被膜として、産業用機械や建築資材等に広く利用されています。亜鉛メッキは犠牲防食被膜と呼ばれ、亜鉛自身が劣化することで、中にある母材を保護する働きをします。純粋な亜鉛メッキではありませんが(アルミと亜鉛、珪…

第23回 ガルバニック腐食と電食の違い


  腐食の一種としてガルバニック腐食があります。 電食とガルバニック腐食という単語は、工業用分野の金属の錆の現象として使用される際に、しばしばその意味を混同して使用されています。(電食には電蝕や電触などさまざま…

第22回 フラッシュメッキとストライクメッキ


フラッシュメッキは最表層に使用され、主に外観の色仕上げに使用されます。 メッキ処理の特徴として、短時間に行う薄いメッキのことをいいます。 フラッシュメッキを色仕上げなどの外観だけでなく、耐食性の向上などの素材の機能性向上…

第21回 スズメッキと母材


電気回路の結線用部品において、スズメッキは主に銅材にメッキされています。銅材にメッキされた部品の代表的例が、コネクタや端子などです。   銅は電気導電性や熱伝導性に優れていますが、銅をそのまま使用すると空気によ…

第20回 ニッケルメッキの利用


ニッケルメッキとはニッケル金属で物体を覆う処理のことです。 ニッケルメッキには大きく装飾ニッケルメッキと工業ニッケルメッキがあります。 装飾ニッケルメッキは美観などを付与する目的で自動車のエンブレムやドアノブ、バンパー、…

第19回 バレルメッキ


バレルメッキとは品物を樹脂製の樽(バレル)に入れて、回転させながらメッキ処理を行う手法のことで、ガラメッキ、回転メッキとも呼ばれています。   専用のメッキラインで樽(バレル)を回転させますので、1回で多量の製…

第18回 金属地金の純度とメッキ


メッキとは、求める機能を持つ金属で対象物の表面を覆う処理のことです。 電気メッキでは基本的に地金金属を溶解させ、対象物の表面に金属を析出させます。 (金メッキなど地金が非常に高価な場合には異なります。)   メ…

第17回 スズ合金メッキの種類と特徴


合金メッキは2種類以上の金属を同時に析出させたメッキのことです。 合金メッキは単一金属では得られない耐食性や耐摩耗性、色調、展性、磁性、ハンダ付け性、硬度、融点などの機能を得ることができます。また、単一金属では欠けている…

第16回 亜鉛メッキによる電食対策への利用


亜鉛メッキは耐食性の向上を目的として建築部材、車載部品、鉄道部品などに幅広く利用されています。 その多くは鉄材への亜鉛メッキです。   そこで使用されている鉄材に於いて、近年、電食{電蝕(ガルバニック腐食)}な…

第15回 センサ用端子に於けるスズめっきとウイスカ


圧力センサやガスセンサのソケットに使用されているピン端子等へのコネクタに対するめっきは、スズめっきや金めっきが多く利用されます。 この2種類のめっきにはそれぞれ良し悪しがあり、設計者はセンサの製品スペックや使用環境を踏ま…

第14回 電子機器への変色防止やハンダ濡れ性向上のメッキ処理


センサの中にはカラーセンサや気圧センサ、照度センサ、人感センサ、赤外線イメージセンサなどなどIC(集積回路)チップとして製造販売されているものが多くあります。 ICやLSI(大規模集積回路)に使用される端子には多くの場合…

第13回 センサのハンダ組み立てとメッキ


2011年からNEDOの取り組みの一つにグリーンセンサネットワークプロジェクト がありました。このプロジェクトには数多くの企業が参加し、センサの高感度化や小型化、 高耐久性、高信頼性、省電力化などの取り組みがなされていま…

第12回 センサのノイズ影響とメッキ


センサとノイズ 自動車や鉄道、航空機などでは多くのセンサが使用されており、 必要不可欠なものとなっています。 しかしながらセンサは外部からノイズの影響を受け易く、 ノイズを受けると誤作動を起こす場合があります。 ノイズに…

第11回 センサーへのメッキ加工(金属と樹脂の接合)


メッキ.comを運用する旭鍍金工業では、センサーへのめっき加工の相談が近年増えています。特に、自動車業界や電機業界、計器業界の企業様からの相談が特に多き傾向にあります。 弊社の技術部や営業の見解として、新聞や雑誌でよく見…

第10回 電気メッキと溶融メッキ


メッキと一口にいっても、原理の違いにより電気メッキや溶融メッキがあります。 電気メッキは溶液中の金属イオンを電気エネルギーによって、処理物の表面に金属を 析出させていく成膜技術です。 一方、溶融メッキは溶融した金属の中に…

第9回 メッキと硬度


メッキ硬度についてのお問い合わせが増えていますので、 今回は『メッキと硬度』についてお話ししたいと思います。 ユーザー様からメッキ済み製品の硬度を測定してほしいという 依頼が過去からあります。 電鋳などのメッキを除いて、…

第8回 マイクロポーラスメッキ


今回はマイクロポーラスメッキについてです。 マイクロポーラスメッキとは何か。 それはマイクロサイズの孔が無数に開いたメッキのことです。 孔が開いている為、素地が錆びるでのはないかと心配になりますが、 通常のメッキ上にポー…

第7回 アルミニウムへのメッキ


前回にも述べましたが、メッキは素材により処理方法が異なります。 素材により適切な処理方法を選択する必要があり、難メッキ素材と呼ばれる素材は処理が複雑化します。 今回はアルミニウムへのメッキについてです。  アルミニウムへ…

第6回 チタンなどのメッキ難素材


メッキは素材により処理方法が異なります。 素材により適切な処理方法を選択する必要があり、難メッキ素材と呼ばれる素材は処理が複雑化します。 特殊な処理が必要な素材を大別するとこのようになります。 ①卑金属(Al合金、Zn合…

第5回 金属イオン化傾向と電食


電食という言葉をご存知でしょうか。 電食はガルバニック腐食とも呼ばれ、異なる金属が接している時に起こる腐食のことを言います。 例えば、銅材を亜鉛メッキボルトで固定していると亜鉛めっきボルトが腐食するなどです。 ではなぜ亜…

第4回 電解メッキと無電解メッキのメッキ金属析出メカニズム


最近、電解メッキと無電解メッキの金属メッキ膜がどのように出来ているのかについて質問を受けました。ですので、今回は電解メッキと無電解メッキの金属析出のメカニズムについて説明したいと思います。 ここではNiメッキについて説明…

第3回 木の葉へのメッキ


今回はちょっと面白いメッキをご紹介します。 木の葉へのメッキです。 電気を通さないものにメッキできるの?と思われるかもしれませんが、電気を使用しない無電解メッキであればメッキすることが可能です。 無電解メッキは化学反応に…

第2回 スズメッキ変色防止


スズメッキの変色防止についてご紹介します。 コネクタや端子などに幅広く使用されているスズメッキですが、製品の長期保管や使用環境により変色などの問題が多くあります。 弊社では変色を防止する取り組みをしており、このたび新たな…

第1回 メッキのプロ集団 旭鍍金工業


本Webサイトをご覧いただき誠にありがとうございます。 ここではメッキ.comを運営しています旭鍍金工業の日常やテスト・試作、取り組みなどをご紹介していこうと思います。とは言いましても旭鍍金工業のメッキに関してはメッキ.…

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