表面処理で多孔質を形成するマイクロポーラスメッキ
今回はマイクロポーラスメッキについてです。
マイクロポーラスメッキとは何か。
それはマイクロサイズの孔が無数に開いたメッキのことです。
めっき膜厚により立体的な孔になる為、表面積が増加し、
空気や液などとの接触面積が大きくなります。
その為、放電や放熱等の特性向上が期待できます。
孔が開いている為、素地が錆びるでのはないかと心配になりますが、
通常のメッキ上にポーラスメッキを施すことが出来るため耐食性もあります。
例えば、Niメッキを施している製品にマイクロポーラスポーラスメッキを行いたい場合、
Niメッキを施している製品のまま提供していただくことで、その上からマイクロポーラスメッキを行います。
つまり、現状の製品にそのままマイクロポーラスメッキを施すことが出来る技術であり、
製品に付加価値を付けることが出来ます。
勿論、Niメッキからのご依頼も賜っております。
現状は、ポーラスメッキの種類はニッケルメッキのみになります。
試作処理も承っております。詳しくはメッキ.comまでお問い合わせください。