センサの中にはカラーセンサや気圧センサ、照度センサ、人感センサ、赤外線イメージセンサなどなどIC(集積回路)チップとして製造販売されているものが多くあります。
ICやLSI(大規模集積回路)に使用される端子には多くの場合、銅材が使用されています。
しかしながら銅材のまま使用すると錆びが発生し、導電性が悪くなってしまう為、耐食性や導電性などを考慮して金メッキや銀メッキ、パラジウムメッキ、ニッケルメッキ、スズメッキなどが施されています。
ICやLSIの外側に出る接続端子を外観部品として重要視されているお客様の中には、メッキの変色に悩まされていたり、ハンダ付けを必要とする設計の端子を使用しているお客様の中には、ハンダ濡れ性が悪く困っているなどの声が多く聞かれます。
また、ICやLSIだけでなく、トランジスタや抵抗器などの端子でも同じような問題があります。
メッキ.comでは各種メッキの他に、メッキの変色を防止する処理や、ハンダ濡れ性を改善する処理なども、専用のメッキラインによって量産化しています。メッキの量産ラインによるメッキ処理は製品の品質安定につながり、センサの目的である人が介在しない自動化や、安全性を確保などに適しています。
ロールtoロールによる連続処理、多量の端子を一度に処理することができるバレル処理、一つ一つ製品同士が触れないように処理するラック処理など、ご要望に合わせて様々な手法で処理することが出来ます。
センサやモジュールなどに使用される端子へのメッキ、変色防止処理、ハンダ濡れ性向上処理についてはメッキ.comまでお問い合わせください。