製品属性(仕様)
メッキ | ニッケル下地、スズメッキ |
材質 | アルミ A6101 |
寸法 | 8cm×4cm |
スペック | Ni:1μm、Sn:3μm |
製品画像(様子)
特徴
本製品は車載電装機器向けのアルミニウム製バスバーに対して、電気的接触信頼性および耐食性を向上させるためのニッケルメッキ及びスズメッキ処理を施した製品です。
自動車の電動化に伴い、高電流を安全かつ効率的に伝送するバスバーの軽量化・低抵抗化が強く求められるようになっています。
従来主流であった銅製バスバーに代わり、アルミニウム合金製バスバーが注目されている背景には、比重の低さ(銅:8.9、アルミ:2.7)による軽量化効果や、銅価格の高騰によるコストメリットがあります。特にEV/HEV車では、部材の軽量化が燃費性能や航続距離に直結するため、アルミ導体の採用が加速しています。
しかしながら、アルミニウムは表面に安定な酸化皮膜を形成する性質を持つため、メッキ処理が難しい素材とされています。さらに、アルミニウム合金は、品番によって組成元素が大きく異なり、それぞれに適合した前処理技術が不可欠です。
本製品に使用されている6000系アルミ合金は、マグネシウム(Mg)およびシリコン(Si)を含む材料であり、機械的強度と耐食性のバランスに優れています。一方で、シリコンはメッキの密着性を阻害する要因となります。
当社では、6000系アルミ合金に対して最適な前処理・下地処理工程を組み合わせることで、安定した密着力を実現しています。
当社では、材料種別や用途に応じて最適な処理フローを個別に設計しており、量産対応においても安定した品質を提供しています。
アルミニウム材料へ様々な金属をメッキ処理することが可能です。
アルミニウム材料への高密着メッキ処理に関する相談、試作、量産などのご要望がございましたら、メッキ.com までお問い合わせください。
納期
※ 上記、納期は図面がある場合になります。マンガ・ポンチ図の場合は、別途ご相談下さい。
※ 工場の生産状況により納期は変動いたしますので、あらかじめご了承下さい。
製品価格はLot数によって1個当たりの価格が大きく異なります。 下記Lot毎の価格をご参照下さい。 |
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