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旭鍍金工業ではお客様の機能特性のご要望から、さまざまな金属がメッキを実施しています。日常的な表面処理としてのめっき技法を大きく分別すると「湿式メッキ」、「乾式メッキ」にわけることが可能です。ここでは、この2つのめっきの内、『 湿式メッキ 』に絞った説明をします。

メッキは金属を被覆する技術ですが、全ての金属をメッキする事は出来ません。メッキができない金属、メッキしにくい金属は、溶液に浸し電気エネルギーをかけた際のイオン化傾向が関係します。金属の種類により出来るもの、出来ないものがあります。ただ、単一の金属ではメッキできなくとも、合金メッキになればメッキが可能なケースもあります。

ここでは、水溶液を用いた湿式メッキで可能なメッキの紹介をしたいと思います。

水溶液を用いた湿式メッキとして現在実用化し、加工されているものは以下のようになります。

(Ni)ニッケルメッキ、(Cr)クロムメッキ、(Cu)銅メッキ、(Zn)亜鉛メッキ、(Sn)スズメッキ(Cd)カドミウムメッキ、(Pb)鉛メッキ、(Fe)鉄メッキ、(In)インジウムメッキ、(Co)コバルトメッキ(Au)金メッキ、(Pt)白金メッキ、(Ag)銀メッキ、(Rh)ロジウムメッキ、(Pd)パラジウムメッキ、(Ru)ルテニウムメッキ、

また、上記の2種類以上の金属を同時に析出させる合金メッキも可能です。

詳しくはメッキ.comまでお問い合わせください