メッキの目的

設計者がメッキを選定する際には、まずメッキを行う目的が何なのかということをよく整理する必要があります。下記はメッキにより付加できる機能性の一覧です。部品、製品に対して付加する機能性をよく把握した上で、目的に合致する最もバランスの取れたメッキを選定します。

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メッキの種類

メッキの選定時は、メッキに求める目的(機能性)に最も合致したメッキ手法を選ぶことが基本方針となります。下記はメッキの種類を大きく分類し、それぞれのメッキが代表的に持つ機能性についてまとめた表になります。求める機能性を実現する上で、部品のロットや形状等に最適なメッキ種類を選定します。

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メッキの種類と特性

一般に「メッキ」というと、主に「電気メッキ」「無電解メッキ」「溶融メッキ」のことを指しますが、その中でもメッキには多種多様な種類が存在します。下記に代表的な例を示しますが、次節から述べるように目的に応じた最適な部品設計、メッキ選定を行うことが重要です。

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