Answer (回答)

プリント基板の表面処理として施されているメッキの種類には、無電解ニッケルメッキを行い、その上に金メッキをするものがあります。

※( 以下、無電解ニッケル / 金メッキと表記。 )

この無電解ニッケル / 金メッキにおいて認められる不具合としては、プリント基板に部品を実装後の表面剥離があります。

この場合においては、ニッケルメッキ皮膜と金メッキ皮膜の界面に発生する局部的な腐食が原因であることがあります。

この一因として考えられるのがメッキ皮膜内に発生する内部応力の影響であります。

施したニッケルメッキ皮膜に引張応力が発生していると、局部的な腐食を進行させ、はんだ付け性の低下に繋がっているとも考えられます。

メッキ.comでは、各種電解メッキ及び無電解メッキを施す必要があるワークの素材や形状などでお悩み事が御座いましたら、メッキ.com担当者までご連絡下さい。