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ニッケル族の金属ですが、鉄のように赤くなり、ボロボロに腐食する事はありません。

ニッケルは金属表面に不動態被膜と呼ばれる極薄い膜が生成されることによって錆を防いでいます。

ニッケルめっきを施した製品で錆が発生する事もありますが、これは、ニッケルめっきのピンホールが鉄素地に達しており、鉄が腐食してニッケル表面に鉄錆が出てきて発生します。

梅雨時期は高温多湿なためメッキした製品が錆びやすいので保管方法に注意が必要です。

同じように不動態被膜を生成する金属にステンレスがあり、ステンレスは鉄とニッケル、クロムの合金です。

ニッケルの微粒子状のものは空気中で酸化して自然発火する事もあります。

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