Answer (回答)

センサーブラッケトを主に使用するセンサーとしては、画像センサー・レーザーセンサー・光電センサー・フォトマイクロセンサー・近接センサーなどがあり、基本的には本体内部に組み込み使用したり、屋内に設置される設備で使用される事が多いと考えられます。

センサーブラケットの材質は、SPCC(SS400)・SUS304・アルミニウム(A6063)などが使用されている事が多く、各材質の表面処理として、SPCC⇒黒色電着塗装・四三化鉄被膜・無電解ニッケル、SUS⇒耐食性が優れているのでそのまま使用する事が多い、アルミニウム⇒白色・黒色アルマイトなどの表面処理を行います。

質問者様の案件としては、使用環境及び設置対象物にもよりますが無電解ニッケル(Ni-P)又はニッケル/クロムメッキが良好ではないかと考えられます。

無電解ニッケル(Ni-P)は、通常のニッケルメッキと比較すると耐食性・耐摩耗性・耐熱性に優れています。

ニッケル/クロムメッキは、通常のニッケルメッキと比較すると耐食性に優れ、素材の外観などをバフ研磨することで鏡面に仕上げる事も出来、光反射性・熱反射性にも優れています。

更に、SPCCのブラッケットを屋外で使用される場合は、亜鉛メッキ/三価化成処理被膜を施すことで、三価化成処理被膜は、従来のクロメートと同様の自己修復作用により耐食性に優れ、又、亜鉛メッキは母材を守る自己防食作用がある為、屋外での使用に適しています。

御紹介させて頂いている案件は一例となっております。更に詳しい内容、お困りの案件が御座いましたら、メッキ.com担当者までお問い合わせ下さい。