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メッキ.comを運用する旭鍍金工業では、センサーへのめっき加工の相談が近年増えています。特に、自動車業界や電機業界、計器業界の企業様からの相談が特に多き傾向にあります。

弊社の技術部や営業の見解として、新聞や雑誌でよく見かけるようになったMEMSの影響かと考えています。MEMSとは、日本語名:微弱電気機械システム、英語表記:Micro Electro Mechanical Systemsのこと指し、高度な機械制御や安全制御に主にセンサー等によってコントロールする機械システムの表現に使用されています。

上記の業界の企業様からのセンサーへのめっき加工のご相談もまさにこれに該当しています。高い動作精度や高い耐久性を実現する為に、金属への表面処理による機能付加が目的として求めれています。

例えば、粉塵環境や外気にさらされるセンサーへのメッキ加工では、封止性や密閉性が求められます。他には使用環境が高温下であれば、放熱性や耐熱性がセンサーへ求められます。

これらのお客様の技術ニーズに対して、メッキ.comでは通常にめっき技術だけでなく、金属と樹脂の接合の新技術によって、センサーへの封止性や放熱性の機能を付加することを得意としています。

ただし、お客様毎のセンサ仕様によって、金属筐体と接合する樹脂の種類も多岐にわたる為、付加する目的に応じで試作品によってその機能付加の実現性を確認しています。センサへの動作確認性や耐久性をお考えの設計者様は、旭鍍金工業へ一度ご相談下さい。