Before (改善前)

特殊な表面処理による樹脂と金属の直接接合(軽量化) Before

メッキ加工では、一般的に金属に対して行われます。しかし、金属は樹脂やセラミックスと比べて比重が大きく、自動車などエネルギー効率面で部材を軽くすることが課題となる分野においては、素地に金属を使用する限り素材面で軽量化改善に限界がありました。金属に代わる素地にメッキ加工を行うことで、軽量化や材料費のコストダウンに貢献する可能性があります。

V

After (改善後)

特殊な表面処理による樹脂と金属の直接接合(軽量化) After

強度がそれほど必要の無い部材は、プラスチック (ABS 等 ) に無電解メッキを施し、電気メッキで仕上げることにより、部材の軽量化を図ることが可能になります。メッキの厚さが数十ミクロンまでのため、ほぼ金属と樹脂の重量差がそのまま軽量化出来ます。さらには、金属の素地を樹脂に変更することで材料費の削減など、VA・VEによるコストダウンを図ることが可能になります。

POINT(要約)

プラスチック素材に良好な密着性をもつ装飾メッキを施すことで、高級外観、軽量化、多様化、耐磨耗性などのメッキの特性を付与することが出来ます。金属調の装飾品の多くに利用されている技術です。特に軽量化の効果を狙って、自動車業界では、ドアノブやエンブレムに使用されています。機構上問題がなければ、設計者は同様の方法で軽量化と材料費のコストダウンを図ることが可能となります。