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光沢ニッケルメッキを施した表層に銀メッキを行った物に熱が加わり続ける環境下で使用することによって、銀メッキ皮膜を通じで酸素が透過し、下地の光沢ニッケルメッキの表層が不動態化状態になり、銀メッキの被膜に膨れが発生したのではないかと考えられます。

特に製品の状態で熱が加わり続ける可能性がある場合は、出来るだけ光沢ニッケルメッキ上の銀メッキ処理は避けた方が良いと考えます。

すでに量産品になっており、且つ設計変更が難しい場合の対策として、光沢ニッケルメッキ上に薄い銅メッキを施す事で銀メッキの剥離を抑制することは可能です。

 メッキ.comでは、各種コネクター部品等において銀メッキ処理の量産実績があり、取引先様からは好評価を得ております。

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